●補聴器の選び方
補聴器は大きく分けて耳掛け型補器、耳あな型補聴器、ポケット型補聴器の3種類です。
機能は聴力や生活環境、形は好みによってお選び頂きます。
@補聴器の形
耳掛け型補聴器
耳の後ろに掛けて装着するタイプ。
補聴器から耳の中にチューブを通して音を伝えます。
最近では小型タイプも多く、小型補聴器の場合チューブも細く、周りから見ても比較的目立ちにくいです。。
耳あな型補聴器
耳型を採取してオーダーメイドで作る補聴器です。
耳の中に装着するので外から見ても目立ちません。
聴力によってタイプが分かれます。
■最小サイズの超小型補聴器(CIC)
■小型でほとんど着けてる様子が見えない カナルタイプ(MC)
■小さく目立たないカナルタイプ(CT)
■耳にぴったり収まるフルサイズ(LS)
■ワンタッチでスタイリッシュCOOL
ポケット型補聴器
コード付きのイヤホンタイプ。
スイッチやボリューム操作は手元で簡単にできます。
別売りのバイノーラルセットをご購入頂きますと、両耳でお使い頂けます。
※ポケット型補聴器の販売は2018年12月をもって終了しております。
補聴器のタイプは基本的にこの3種類です。
形を決めたら、次は機能を選んでいきます。
A補聴器の機能
チャンネル数とは?
補聴器にはチャンネル数があります。
チャンネルとは音の高さごとに分割した、その分割数の事です。
聴力は周波数(音の高さ)ごとに聞こえる音量が違いますので、周波数を分割することによってよりきめ細かい調整が可能になってきます。
チャンネルの数が多いほどより静かでハッキリとした音質に近づいていきますので、補聴器を選ぶ際このチャンネル数が重要になります。
より雑音を抑えたい、より明瞭に言葉を聞きたいという場合はチャンネル数が多い補聴器をお勧め致します。
使いたいシーン別・機能比較 |
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日常生活で |
外出時 |
騒がしい環境 |
趣味/旅行
/娯楽 |
室内で2~3人の会話 |
レストラン/街頭 |
同窓会/会議/集会 |
旅行/習い事 |
48ch |
★★★★★ |
★★★★★ |
★★★★★ |
★★★★★ |
32ch |
★★★★ |
★★★★ |
★★★★ |
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24ch |
★★★ |
★★★ |
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16ch |
★★ |
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12ch |
★ |
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※上記以外のチャンネル数の補聴器もございます。
補聴器の機能はチャンネル数によって決まります。
補聴器は高機能になれば音質も良くなります。
同時に価格も高額になっていきます。
かといって、価格の低いものが聞こえないという事ではありません。
補聴器の値段は幅がありますので、ご自身が生活するうえで必要な機能のものをお選び頂く事が大切です。
機能の違い等、詳しく説明致しますのでお気軽にご相談下さい。